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大乗院は、真義真言宗、古谷野山寶持寺大乗院と称する。創建の時期は平安時代と伝承されている。文明・文化と二度の火災で諸堂宇を焼いたが、本尊聖観世音菩薩立像と薬師如来立像は災いを免れた。
昭和40年春に、本堂裏から発掘された正応2年(1289)の釈迦一尊種子板碑は区内でも古い方に属する。また、文明元年(1469)阿弥陀三尊種子板碑は、中興賢勝阿闍梨の逆修板碑で、共に中世の好資料である。
毎年、1月7日初薬師の早朝、大門厨子の人々が持ち寄った藁で6メートルほどの大蛇を編みあげて、木の枝にわたらせた後、「干葉粥」を施し、五穀豊穣と無病息災を祈願している。
この「じんがんなわ祭り」は古い伝統を保持した祭りであり、市街地では極めて珍しい民俗行事である。
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